オーガニックについて
Q.有機JAS認証、有機農産物、オーガニックてなぁに?? |
A.有機JAS認証とは日本農林規格のことで 農林水産省大臣が定めた品質基準や表示基準に合格した 農林物質の製品のみ「有機JAS認証マーク」をつけることができます。 有機野菜やオーガニック野菜と様々な言い方がありますが 「有機」と「オーガニック」は同じ意味です。 有機野菜(有機農産物)と言える野菜はこの有機JAS認証を受けたものだけ。 スーパーや通販などで「有機野菜」「有機○○」「有機栽培」「有機農産物」 「オーガニック」と表示していいのは有機JAS野菜のみとなります。 |
Q.有機JAS(有機農産物)って農薬不使用(無農薬)?? |
A.有機JAS制度の中には許容農薬といった基準に満たすと使用できる農薬が存在します。 ハウス栽培や裏作での栽培、有機農産物を普及させるためには必要かもしれないですが、しっかりとした情報がまだまだ消費者へ伝わっていないのも事実。 生産者と直接繋がり、信用できる生産者から購入できる環境が一番いいですよね。 |
Q.有機栽培と農薬不使用(無農薬)の違いは? |
A、有機栽培とは有機JAS認証(国から認められた唯一の認定)取得している野菜。 農薬不使用(無農薬)野菜とは農薬を使わずに栽培された野菜。 こちらの野菜は国の定める規定がないため化学肥料を使ったり、土壌に農薬を使用している可能性があります。 有機JAS認証を取得せずに農薬化学肥料不使用で栽培している農家さんもたくさん居ます。 |
Q.日本の有機農家さんを応援したいけど、自分のできることはありますか? |
A.一番の応援の方法は有機農家さんの野菜を購入することです。 現在、身近なスーパーでも有機野菜を取り扱う所が増えてきています。 また、インターネットでも簡単に購入することができます。 |
Q.日本の有機JAS認証の普及率って? |
A. 日本の耕地面積に対する有機の畑の割合は0.2%ほどしかありません。0.2%という数値を見ただけで少なそうな印象を抱きますが、世界と比べるとその少なさは歴然です。 ■イタリア15.8% ■ドイツ9.1% ■イギリス2.7% ■フランス7.3% ■韓国1.0% ■アメリカ0.6% ■中国0.6% ■日本0.2% 何故こんなに少ないのかと言いますと他国に比べ日本は有機農業の支援や補助金の制度などが少ないので生産者がコストやリスクを背負わなければならないのが現状です。 |
Q.日本は農薬や化学肥料使用率世界何位? |
A.単位面積あたりの農薬の使用量は世界2位(1位中国、2位日本、3位韓国)、化学肥料も世界2位(1位韓国、2位日本、3位イギリス)となっています。 |
Q.日本の食品添加物の状況って? |
A.日本1501品目 アメリカ133品目 ドイツ64品目 フランス32品目 イギリス21品目 数の違いは歴然です。 |
Q.食品添加物が必要な理由? |
A.食品添加物は、食品の形を整えたり、色や味をよくしたり、 日持ちをさせたりするために使用されています。 大量生産大量消費の現代社会では必要な存在です。 ですが現在定められている安全な量は1つの食品添加物を摂った時の数値であり、複数の食品添加物を一緒に摂ることは考慮されていないので、人体への影響を考えると一概に安全とは言えません。 |